2014年02月23日戸田学 『上岡龍太郎 話芸一代』

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高校に入ってから以降は、仲良くなる友達はみんな伊集院光や電気グルーヴのラジオを聞いた経験を持っていた。当時の僕が彼ら彼女ら猛者と対峙できたのは、筒井康隆の熱心な読者だったことと、上岡龍太郎を初めとする深夜TV番組をよく見ていたお陰だ。

関西EXテレビ、探偵ナイトスクープ、パペポTV、どれも、一線をつま先越えることの楽しさを教えてくれるものだった(wikipediaの記事でも、その様子が垣間見れますよ)。自分にとってのテレビの面白さを代表する人だっただけに、2000年の引退(そして、2002年ナンシー関の死去)以降、少しずつテレビから離れていってしまったように思う。

戸田さんのこの1冊は、当時若くてみられていなかった上岡さんの「芸」の掛け替えのなさを、僕たちに分かる形で紹介してくれている。上岡さんのインタビューも多く掲載され、活字であるにも関わらず、現役の上岡節で頭の中で再生された。