伊坂幸太郎読者の母親のクリスマスプレゼント用に購入。でも、もったいないので渡す前に読んだ。
「映画を観る途中で席を立って、次の日に続きを観るなんて出来る?」答えは、「できない」。1ページ目を読んでから、そのままラストまで読み切ってしまった。作品自体、映画的な作りになっていて、作品を映画のシーンとして受け止めた。何故か、筒井憲政はそのちょい役感を含めて、筒井康隆が演じている姿が目に浮かんだ。
阿部和重さんの作品を読むのは今作が初めてだったためか、伊坂幸太郎作品として読めてしまった。引き算をして阿部作品としてのエッセンスを感じられるよう、近いうちに阿部和重さんの単独作品も読んでみたい。
2014年12月16日 book&music
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