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『ダビデとゴリアテ』は、海外では当たり前に知られていても、日本では余り知られていない話ではないだろうか。少年ダビデが巨人ゴリアテを投石で倒すという、小さい者が大きい者を倒す昔話。このコミックは、それをゴリアテ側の物語として描いている。敵だと思う者がいたら、敵の視点に立ってみる、何か罪を犯す者がいたら、その罪人の視点に立ってみる。紛争やいざこざをなくす一番の近道なのになかなかできないことを、この作品は、子供でもわかるように描いている。

最初は買おうか迷っていて、2000円以下だったら買おうと思って裏表紙をみたら、1900円。これも運命とレジに持って行ったら税込みで2052円だった。消費税8%って、5%で馴れていた者にとっては割高感がけっこうありますね。

2014年05月19日    book&music

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