明日の講義の準備と早めの就寝をしようとしたのに、肉じゃがを作ることに決めてしまった。帰り道、独り者用のカレーセット(じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ)と豚肉の細切れを買って、帰宅後はDelish Kitchenをみながらササッと作る。急いでいるので、作ると同時に洗う、ができる。急げばいいらしい。夕飯は、レンジで温めたご飯、肉じゃが、納豆。パクっと食べて、洗う。食事前に温めた風呂に入り、出て、湯船を洗って寝床で講義の準備をした。少しぼんやりしている間に、ホームページを更新してみる。それが今。「公開」ボタンをクリックしたら、PCをシャットダウンして眠る。おやすみなさい。

2018年05月28日    diary

ここ2週間の講義は終わった後の一人反省会が多かった。(一人反省会というと、大学の学部生だったころ、飲めないお酒を飲んだ後の帰り道は「なんであんなことを言ったのだろう」とか「はしゃぎすぎてしまった」とモヤモヤしながら渋谷から三軒茶屋まで歩いて帰っていた。それが今も続いているのだ。)でも、一人反省会も、それなりに爪痕も残せるかもしれない(し、ただ気持ちが落ち込むだけかもしれない)。

  • 慌てない。慌ててもリセットする。数式の間違い、英単語が出てこない、等々。ミスした瞬間に気を取り直す。
    (そんなことできるか)
  • 準備をする。準備をしておくと、パワーポイントが映らなくてもなんとかなる、というか、なった。
  • 余計なことは教えない。教科書は無駄に知識を必要とすることを挟んでいる。それを削ぐ。
  • 褒めすぎず、注意しすぎない。
  • 湿気ててもイライラしない。
  • ちゃんと睡眠をとること。

だんだん、日常生活を送るうえで大切なこと、のようになってきた。でも、生活の土台をしっかり築くことが、講義の成功確率を高める近道かもしれない。

2018年05月26日    diary, lecture



IMG_0486 from Atsushi Kawakami on Vimeo.

1000人越えの採点を終えて、夏休みに入っております。
帝京大学初年のころと比べて、明らかにレベルが上がっているように感じました。
あと1月ほど講義をすることは忘れて、
家族と研究とじっくり向き合う時間を過ごしたいと思います。

2017年08月22日    diary, lecture

多くの皆様には突然の連絡になってしまいましたが、昨日3月31日で帝京大学を退職し、本日4月1日より、東洋大学経済学部に異動します。

自分にとって、帝京大学は常勤のキャリアをスタートした場所で、学習院大学で担当したストラスブール引率を除けば、学生と直接向き合う最初の機会でした。息子の子育てと重なった時期でもあり、急な成長を求められる3年間だったように思います。

組織に所属して働くことが初めてで、自分自身の小ささを実感しながらも、同僚の教員や職員をはじめとして、人の縁に助けられました。ゼミ活動では、Facebookでもつながっている皆様にも本当に助けてもらいました。そして、本当に素晴らしい学生に会えたことが財産になっています。

今年度1年間は帝京大学で非常勤講師を務めることもあり、慌ただしくなりますが、白山のキャンパスで新しい研究室を準備しています。ぜひ、近くにお立ち寄りの際には、遊びに来てください。

これからも、どうぞよろしくお願いします。


2017年04月2日    diary, lecture

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土曜日、家族で祖師谷公園へ。大量の毛虫をこわがる子供を抱っこしながら一緒に遊ぶ。明後日には講義が始まるという実感がまったく湧かないのだけど、これは学生も同じなのだろうな。

2016年09月10日    diary

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研究室のある10号館が工事のため、後期の研究室は7号館9階研究室2になります。一週間で最も足取りの重い科目(研究室から行きにくい、という意味でね)「入門ミクロ経済学」の教室の真向かいです。水回りがなく、窓がなく、棚がないという生活が続きますが、部屋を出て見る景色は本当に素晴らしいです。


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特別警戒中ですが、よければ遊びに来てください。

2016年09月6日    diary, lecture

春休みが終わってしまった。1月から3月にかけて続けていた研究がHDDのクラッシュで消えて以来、茫然自失状態が続いていたけど(現在HDDは復旧中)、少しずつ気を取り直しています。

ミクロ経済学、演習、学習院大学の経営学特殊講義の3つの講義を終えた土曜日です。ミクロ経済学は、昨年よりも易しい内容にしながら、内容を深めたいと考えています。あと、できることならば死角がないようクラス全体を見ながら、前を向いて講義をしたい。妻からは「ゆっくり喋るように」とありがたいお言葉を頂いています。

演習と経営学特殊講義は少人数の講義です。教員として正しい態度なのかわからないけれど、自分自身が学生の知識や経験を深めるように講義をするとともに、自分自身が楽しみたい、笑いたいという思いもあります。フリクションもどこかであるかもしれないけど、それも含めて彼らとはお互いを名前で呼び合う関係を一年間、気持ちよく続けられればと思っています。

来週からは、入門マクロ経済学、基礎演習、入門ミクロ経済学。この講義で会うことになるみなさんも、どうぞよろしく。

2016年04月9日    diary